エネルギーの消費を増やすということを、

(1)基礎代謝量を増やす、
(2)動いてエネルギーを消費する、
(3)エネルギーを効率的に排泄する

以上の3つに分けて考えてみましょう。効果的にエネルギーを消費するためには、この3つを組み合わせるとよいのですが、(3)について意識しているダイエット法は少ないと思います。

基礎代謝量を増やす

基礎代謝を増やすということは、エネルギーを消費する場所を作るということ=元気な筋肉を増やすということです。そのためには、どのような食事をしたら良いのでしょうか?

糖質は身体を動かすためのエネルギーです。ですから、身体を動かす前に必要なだけの糖質を摂ることは良いことです。一方で、身体を動かさないのに糖質を摂ってしまうと、あまった糖質が体脂肪になってしまいます。まず、このような状況にならないようにしましょう。

その上で、寝る前に低糖質で高たんぱく質な食事をします。お肌や筋肉の補修が行われるのは寝ている時です。寝る前の食事に気をつけると、ダイエット、美容、筋力アップのために役立ちます。

動いてエネルギーを消費する

もう、これは私が説明するまでもないと思います。ウォーキング、水中でのウォーキング。とにかく20分以上身体を動かし続けることがよいと言われています。通勤、通学もダイエットと思って頑張りましょう。

しかし、ダイエット中は予想以上に身体に負担がかかっていますし、激しいスポーツは活性酸素を身体に供給することになります。比較的負荷の少ないスポーツがオススメです。

エネルギーを効率的に排泄する

身体の中にエネルギーとして使用できる糖質が極めて少ない状態のときに脂質を摂取すると、脂質の分解が盛んになることが知られています。脂質の分解が始まると体脂肪の分解産物であり、糖の代わりにエネルギー源として使用されるケトン体の濃度が一気に高くなってきます。その時に十分な水分をとれば、一部のケトン体はエネルギーとして使用されずに尿中に排泄されてしまいます。

このメカニズムを積極的に活用しているのがアトキンス・ダイエットです。努力を、より確実に実らせるためにも、食生活を低糖質に変えていく価値はあると思います。

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